安全への取り組みについて
旅客船事業の社会的責任の原点は安全運航の維持であり、最重要な経営課題です。当社は「余裕をもって安全で行こう」をスローガンのもと、関係法令を遵守し、社員全員が安全運航の実現に取り組んでいます。
運航の判断基準について
・船長は適時、運航の可否判断を行い、気象・海象が一定の条件に達したと認めるとき又は達する恐れがあると認める時は、運航中止の措置をとらなければならない
・運航中止の措置をとるべき気象・海象の条件は以下のとおり
気象・海象 | 風 速 | 波 高 | 視 程 |
亀浦漁港内 | 13m/s以上 | 1.0m以上 | 500m以下 |
運航前点検について
・全乗組員の始業前と業務終了後にアルコールチェッカーによる呼気確認を行う
・運航開始前に船体及び機関並びに乗下船設備の点検を実施する
救命設備について
・最大搭載人員88名 救命胴衣大人用88着 小人用9着を搭載
・自動離脱式救命浮器 定員22名 4艇 救命浮環2個
・救命胴衣の着用方法は客室出入り口および後部デッキに掲示
・乗船中の注意事項はターミナルの掲示および船長又は乗組員よりアナウンス
消火器設備について
・粉末消火器 客室前後部 2個
・自動拡散式粉末消火器 機関室 2個
通信設備について
・無線により船舶と基地との常時連絡可能であり、出航時、入港時および気象海象の状況、浮遊物や危険個所を共有
・海上保安部に「緊急通報番号118」で通報可能
・航路上は全て携帯電話の通話エリア内であることを確認済
・海上保安部孫埼灯台のライブカメラで鳴門海峡のライブ映像および風速等を常時PCモニターで可視化中
船舶検査の受検状況
・船舶検査の受検年月日
令和4年2月15日
令和4年2月15日
船客傷害賠償保険限度額について
・1名あたり3億円×旅客定員数 限度額258億円
非常時の船舶出動等供給協力について
・鳴門クルーズサービス(有)と緊急時船舶出動等相互協力に関して覚書を締結済
その他の点検等について
・発航前の船体、機関、乗降設備の点検
・入渠による船体、機関、機器類のメンテナンス実施
・非常時の旅客避難誘導訓練、操舵機器類の非常事対処の訓練等の実施
※弊社は四国運輸局の許可事業者として関係官庁の指導に基づき、コンプライアンスを徹底し安全運航しております。